ゼロからはじめる プログラミング的思考


 
コースコード H69

受講期間 2か月 受講料 14,300円

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電子ブック対応
Web提出
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こんなコースです

いま社会人に必須の「プログラミング的思考」を身につけよう!
 2020年に小学校でプログラミング教育が始まりました。プログラミング教育は本格的にプログラミングをする授業ではなく、何かを行う際に「手順を漏れなく考えて、順序立てて整理する」、つまり「プログラミング的思考」を習得することが目的といえます。
 「炊飯器でご飯を炊く」プログラムをつくることを考えると、手順を漏れなく順序立てて書き起こす部分がプログラミング的思考に相当することになります。
 この講座は、いま社会に出ている方のうち、学生の頃にプログラミング教育を受けてきていない方を対象に、プログラミング的思考を学ぶことを目的としています。

ねらいと特色

  • いま注目されている「プログラミング的思考」の必要性を理解し、基本的な知識を身につけます。
  • なぜそのように考えるのか、その思考法を身につけることで、仕事や日常生活にどのように活用できるのかを学びます。
  • プログラマが「相手が速やかに理解できるような資料をつくる」思考法を学び、意識的に工夫をできるようします。
  • 「正確に伝える」「変更に強くする」「目的をより早く達成する」「楽をする」「想定外の事態に対応する」という目的に分けた視点から、プログラミング的思考を身に付けます。
  • 身近な例により、着実に理解しながら「プログラミング的思考」の知識を身につけることができます。
  • プログラミング未経験者でも分かるように解説しています。

教材構成

  • テキスト:1冊(電子ブック対応)
  • レポート回数:2回(Web提出可)

主な項目

No. 主 な 項 目
1
第1章 プログラミング的思考とは
1-1 プログラマの仕事 1-2 分かりやすい資料の作成が求められる 1-3 身近な事例で体験するプログラマの思考法 1-4 なぜプログラミングなのか 1-5 子どもへのプログラミング教育の現状 1-6 論理的思考を学ぶためのプログラミング 1-7 情報活用能力を学ぶためのプログラミング 1-8 見習う価値があるプログラマの考え方 1-9 時代が変わっても変わらない基礎知識を学ぶ
第1章のまとめ
第2章 正確に伝える
2-1 手順を整理する 2-2 順次処理、条件分岐、繰り返し 2-3 スムーズに伝える工夫 2-4 コンピュータの視点で整理する 2-5 文芸的プログラミング 2-6 表現のあいまいさをなくす 2-7 言葉を正確に使う 2-8 データ形式の標準化 2-9 適切な名前をつける 2-10 エラーにしない工夫 2-11 識別と連携を意識する 2-12 漏れをなくす工夫
第2章のまとめ
第3章 変更に強くする
3-1 最初に完成イメージをつくる 3-2 システム開発の流れ 3-3 さまざまな手法から最適なものを選ぶ 3-4 問題点に早めに気づく 3-5 テストファーストの考え方 3-6 保守(メンテナンス)に対する意識を知る 3-7 人間が読むためのソースコード
 コラム  フォントを選ぶ
3-8 小さな単位に分割する 3-9 変更の頻度や内容を意識する 3-10 環境を整理する 3-11 再現性と冪等性(べきとうせい)
第3章のまとめ
2
第4章 より効率的に目的を達成する
4-1 世の中に欠かせない自動化と自律化 4-2 AI の手法を知る 4-3 保存するデータの形式を意識する 4-4 データ構造でアルゴリズムが決まる 4-5 分割して考える 4-6 所要時間をざっくり見積もる 4-7 アルゴリズムで求められる発想力
第4章のまとめ
第5章 効率を考えて楽をする
5-1 車輪の再発明 5-2 再利用できるように設計する 5-3 使うものだけをシンプルに作る 5-4 保存時のファイル形式を考える 5-5 情報はつなげて管理する 5-6 情報をどのように保管するか 5-7 情報は発信する人のところに集まる
第5章のまとめ
第6章 想定外の事態に対応する
6-1 「想定外」を減らす 6-2 想定外の処理への対応 6-3 異常な状態の発生に備える 6-4 リスクへの対応法 6-5 攻撃に備える 6-6 同時に処理する難しさ
第6章のまとめ