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一般財団法人自衛隊援護協会は、定年あるいは任期満了により退職される隊員の皆様が、より良い企業により良い条件での再就職が叶うよう各部隊援護担当者とともに、種々の就職援護を行っております。是非とも私たち自衛隊援護協会を最大限活用し、再就職が達成されることを願ってやみません。
再就職ともなると、誰もが不安に陥るものです。しかしご心配は要りません。一般財団法人自衛隊援護協会では今までの経験に基づき、皆様の生活設計や職業適性及び再就職先等に関するご相談を最後まで無料でお受けいたしております。
ご相談のご案内
一般財団法人自衛隊援護協会の発行する図書では、自衛官の立場に立った一般社会への適応方法や、自衛官ならではの経験を生かした就職活動の方法を詳しく解説しています。サンプルをご覧になり是非、再就職活動にお役立てください。
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就職を目指しているのは自衛官だけではありません。世の中のライバルに差をつけるためにも、通信教育講座でスキルアップを図りましょう。自衛官のみなさま限定の提携価格となっておりますのでリーズナブルに資格取得が目指せます。
通信教育講座のご案内

「実行力、チーム力、管理能力を発揮して」

TDKエレクトロニクスファクトリーズ株式会社

代表取締役  林 隆司

令和4年4月、旧TDK秋田(秋田・岩手エリア)、旧TDK庄内(山形・長野エリア)、旧TDK甲府(山梨エリア)の3社を合併し、TDKエレクトロニクスファクトリーズ株式会社を発足しました。新会社はTDK株式会社100%出資の子会社で、5県にまたがる15の拠点と約7、000名の従業員で構成されます。

弊社ではTDKグループの一員としてコンデンサ、インダクタ、トランス、圧電素子といった数万点に及ぶ多種多様な非常に小さな部品を製造しています。これらの製品は特性・用途・使用環境に応じ、多彩なプロセスを経て生産され、皆様の生活を豊かにするスマートフォンや自動車に搭載され、そのどれもが今後の大きな市場拡大が期待されています。

“Attracting Tomorrow” 磁石が鉄を引き寄せることを表す動詞「Attract」。この言葉には「人を惹き付ける」「魅了する」という意味もあります。磁性技術を強みとして、未来を変えてしまうほどのテクノロジーを生み出し続けてきたTDKグループです。未来は待つものではなく、自分たちの意思と努力で引き寄せるものである。そんな企業としての想いが込められています。

TDKエレクトロニクスファクトリーズ株式会社では全ての従業員の英知を結集し、モノづくりを極め、ゼロディフェクト(無欠陥)品質の電子部品を世界各地のお客様にお届けしています。

TDKグループの社是「創造によって文化産業に貢献する」、社訓「夢 勇気 信頼」をベースに、モノづくりを担う会社として、社会と共に成長し次世代の技術革新に貢献し、その取り組みを通じて全ての人々にとって持続可能で幸福な社会の実現に貢献していきます。

そのような私たちの会社ですが、自衛隊退役後に私たちの仲間となったメンバーはそれぞれ各部門に配属され第一線で活躍されています。製造部門に配属されたメンバーは優れた実行力によりオペレーターとして非常に小さな製品を製造する設備を操作する共に、“改善”と称して組織としてどのようにすれば「より安く・早く・楽に」製品を製造できるかをチーム力を発揮し一緒に考え、提案していただき、その小さな改善が業績向上に結び付いています。人事・総務やその他管理部門といったスタッフ部門では管理能力を発揮し全従業員に対して働きやすい環境を提供してくれるような業務に従事し、大きく頼りにされている方も多くいます。

ここ2年ほどは世界的なコロナ禍の影響で、弊社も在宅勤務が可能な従業員は在宅勤務に協力していただくといった新しい勤務体系で業務を行うなどの対応をしてきました。今後、WITHコロナの時代となっていきますが、様々な勤務形態に対応し引き続き世界で活躍できる会社を目指して参ります。

近い将来、民間企業等への再就職を検討されている皆様におかれましては、未来を見据え、チャレンジ精神をもって大いなる探求心で臨んでいただきたく存じます。そして是非とも弊社をご検討頂きたいと思います。

皆様のご活躍を祈念し結びとさせていただきます。

機関紙「えんご」第139号(令和4年10月1日発刊)掲載

「光る知識と経験で、お客様へ貢献」

ライジング厚生サービス株式会社

代表取締役社長 阿部 総一

退職自衛官の皆様の再就職先企業として、寄稿の機会をいただき誠に光栄に存じます。

弊社は1986年(昭和61年)に住友銀行(現三井住友銀行)の給食業務受託会社として発足いたしました。以後、三井住友銀行をはじめとする多くのお客様のご支援により、「福利厚生」の分野で業務を展開して参りました。

主な事業内容は、委託元企業の保有する福利厚生施設(独身寮、単身寮、会食・宿泊施設、事業所食堂等)の運営管理・衛生管理の他、直営コンビニエンスストアの運営等、お陰様で多岐に亘っております。

現在、100名を超える退職自衛官の方々が、全国に40弱ある銀行独身寮や福利厚生施設(会食・宿泊施設)において施設管理者として施設管理業務に従事されています。

施設管理業務は、施設の維持・管理、防犯・防火・防災対応、施設内外環境整備、荷物の受渡し等、広範囲に亘ります。独身寮においては、寮生との朝の挨拶や見送り・送り出しに始まり、寮生ファーストの姿勢と節度ある対応で信頼関係を築いていただいています。委託元の会食・宿泊施設においては、堅実な仕事振りと折り目正しい接客でお客様への「安全・安心」の提供の一翼を担っていただいています。その一端を紹介します。

施設管理者の皆さんは、自衛隊で培った知識や経験を存分に発揮し様々な場面でご活躍されています。

とある独身寮のボイラーが故障した際、委託元企業から専門業者に修理を依頼したのですが機械の取替が必要とのことで、見積もりでは2百万円との事でした。ところが施設管理者が故障原因部品を特定し、なんとその部品交換だけの実費2千円で修理完了。機能・安全性に問題なしとなりました。

また、直近では予想だにしなかった新型コロナウィルス感染拡大により生活様式・環境が激変する中、献身的な行動に心から感謝し、そして誇りに思っております。

コロナ禍当初、アクリル板など入手困難な時期に、手元の汎用資材で「間仕切り」を極めて完成度の高い貌で作成して下さいました。市販のアクリル板を購入できるようになるまでの半年から1年弱、本社・独身寮等の事務室や自社食堂で使用させていただきました。夫々の共用部分(食堂・ロビー・階段・エレベーターホール・エレベーター・通路 他)の小まめな消毒作業も日常業務に組み入れていただいています。独身寮生で体調不良者が発生した場合や殊にPCR検査で陽性となった場合は、例え軽症であっても他者との接触が困難となる訳ですが、施設管理者の皆さんは直ぐに該当寮生の部屋前に専用授受台を設置し、配膳用の使い捨てトレイも考案・準備する等、細心の注意の下で接触することなく飲料水の配布、毎食事の届けと状況確認、ゴミの回収・廃棄等を積極的に行っていただいています。

従事する施設管理者から「コロナ禍でもあり、いつ異常事態が発生するか分からないので常に緊張感はあるものの、ちょっとした声かけや所作で寮生達が笑顔になってくれた時や『ありがとう』と言って貰えた時には充実感を感じます。」との声が寄せられています。

福利厚生サービスの提供を行っている弊社は、アクセス手段は様々ですが「人が集まる場所・会社」であることを目指しています。

今後も施設管理者の皆さんと共に、事業の基本方針である「『安全・安心』と『(福利厚生施設としての)ホスピタリティ』の提供」を高い次元で維持・発展させ、「温かい、人の集まる会社」の実現に努めて参ります。

引き続き、皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

機関紙「えんご」第138号(令和4年7月1日発刊)掲載

「最初からこの会社を選べば良かった」

中信総合サービス株式会社

運転警備員 小山 淳司

「最初からこの会社を選べば良かった」(冒頭から何?)と思われる方がいると思います。

私は昭和57年に陸上自衛隊に入隊、約35年間、施設科隊員として勤務し、平成29年10月に第一〇二施設器材隊を最後に定年退官を迎えました。現在は、中信総合サービス株式会社で運転警備員として勤務しており、主な職務内容は貴重品運搬業務になります。入社5年目を迎え仕事にも慣れてきたところであります。

これからお話しさせていただくのは、再就職をするにあたり、現在の会社に出会うまでの間、私が経験し、感じたことを述べさせていただきます。これから再就職を考える皆様の参考になれば幸いです。

私の勤務している中信総合サービス株式会社は、京都市南区に所在しており、京都中央信用金庫の貴重品等の運搬及び隣接する事務センターの施設警備等を行う警備会社です。

大きな特徴としては、従業員の過半数が元自衛官で占めており、陸・海・空の2佐から2曹まで幅広い退職自衛官が活躍する大変珍しい勤務環境だと感じております。『えっ?それでは元の「階級」や「役職」に関わる、「しがらみ」があるのでは?』と思われる方もいらっしゃるでしょう。私も少なからずそう感じていました。しかし、面接時、社長が仰った言葉は、「入社後は、元自衛官としての地位や階級はここでは通用しません。入社した順番による先輩、後輩関係は存在しますが、基本的には同じ職場の同僚です。」でした。この言葉通り、元自衛官としての地位や階級による「しがらみ」を感じさせない大変雰囲気の良い職場環境の下で勤務出来ています。

また、入社後は、約1ヶ月間の教育期間が設定されており、研修や実際の勤務を経験し、今後、携わる業務を丁寧に教えてくれます。研修期間終了後は、当初、警乗警備員として勤務し、その後は運転警備員(操縦手)として勤務するようになります。初日は緊張と不安からドキドキでコースを回っていましたが、研修中に学んだことを思い出しながら業務を行い、徐々に仕事に慣れていきました。現在、入社5年目を迎え、貴重品運搬警備員として職務に邁進しております。

現在勤めさせていただいている中信総合サービスは再々援護で紹介していただいた企業です。当時、定年を半年後に控えた私の就職希望は「車両運転手」でした。現在の会社の求人は運転手枠ではなく助手の警乗警備員の募集であったことから、第一希望の会社ではありませんでした。そんな中、他社で、好条件(高処遇)の車両運転手の求人があると聞き、細部条件(勤務形態等)を確認せず就職試験を受験、退官日の翌日から会社勤めが始まりました。自分の考えを遥かに超える厳しい勤務形態に「このまま定年まで働き続けることができるのか?」、「安全に運転業務を遂行できるのか?」、「身体と精神は?」、「出来る?出来ない?」を繰り返し考える日々が続いたため、家族に相談したところ、「そこまで無理して続けなくてもいいんじゃないの?」との言葉に私は心がスッと軽くなり、退職を決意しました。

その後は、自衛隊在職間にお世話になった援護担当者に相談するのも申し訳ないと感じ、ハローワークで仕事を探すも見つけることができず、意を決して援護担当者に相談すると、当時教えていただいた中信総合サービスの貴重品運搬部門に採用枠があると情報提供を受け、援護協会に再々援護を申し込み無事、再々就職をすることができました。

当時の私は、「車両運転手」という業種と「高処遇」という好条件に惹かれ、あとは自衛隊で培った経験と能力で何とかなるだろうと考えていました。第2の人生、自分も家族も不幸になるところでした。こうして今、笑顔で働いていられるのは、ご縁を頂きこの会社に入社することが出来たからだと強く感じています。

永年の勤務お疲れ様でした。定年後に向けて情報収集はされていますか?「やりたいこと」、「やれること」、ご家族の状況等により様々な条件等も変わるでしょうが、焦っても、背伸びしても良いことなんか絶対ありません。ご家族の皆様とじっくり相談しつつ、本当に続けられそうな就職先を楽しみながら見つけていただければ幸いです。

就職先を決定するのは自衛隊という組織や援護担当者ではありません。援護担当者は、皆様の再就職をサポートしてくれているだけです。「最後に就職を決めるのは自分」だということを忘れず、強い決意をもって就職活動に臨んでいただければと思います。

皆様の第2の人生が充実したものとなりますように心からお祈り申し上げます。

~再就職するにあたり留意すべき3つの事~
  1. 地位階級によって培った能力や経験を過信するな!
  2. 自衛隊という組織感謝の気持ちを忘れない。
  3. 一人で考え込まないで家族や友人、先輩にすぐ相談
昭和57年 3月
第7施設群新教 入隊(大久保)
昭和57年 9月
第7施設群(大久保)
平成 9年 3月
施設教導隊(勝田)
令和16年 3月
第104施設直接支援大隊(和歌山)
平成18年 3月
第7施設群(大久保)
平成20年 8月
第4施設団本部(大久保)
平成23年 4月
第7施設群本部(大久保)
平成27年10月
第102施設器材隊(大久保)
平成29年10月
定年退官(3等陸佐)

機関紙「えんご」第139号(令和4年10月1日発刊)掲載

「笑顔と挨拶」でコミュニケーション

認定こども園茨戸メリー幼稚園

紙谷英一

私は昭和59年3月陸上自衛隊に入隊、当初19年間は施設科部隊において通信に係る職務に従事をし、その後退職まで偵察部隊において同じく通信に係る職務に従事しました。最後の3年半は隊付准尉として勤務し、大変有意義な経験をさせていただきました。令和元年5月に定年退官、自衛隊援護協会札幌支部をはじめ札幌地方協力本部札幌地域援護センターの援護担当の方々の再就職援助により、幼稚園の嘱託職員として採用が決まり、退職翌日から勤務をし、現在は4年目を迎えました。

学校法人千歳学園は、現在の北海道千歳市に昭和26年に千歳高等技芸学園として創設され、昭和42年に法人化となり、メリー幼稚園を開園、同じく千歳市に第二メリー幼稚園、そして、私が勤務している茨戸メリー幼稚園は、190万人都市札幌市の北部に位置する東茨戸に平成5年に3つ目の幼稚園として開園されました。前身を含めると70年以上の歴史があります。各園は、令和3年4月1日より「認定こども園(幼稚園型)」に移行しております。茨戸メリー幼稚園周辺には田園風景が広がり、北海道最大の河川石狩川並びに茨戸川が流れ、数多くの動植物が生息している自然豊かな環境の中で教育が行われています。現在の園児数は、約130名で園長以下教職員は23名です。建学の精神「三つ子の魂百まで」のことわざのように、幼児期における幼児教育の重要性を認識し、教育目標・方針を基盤に、園児1人1人に教職員が一体となり取り組んでいます。私は、そのような姿をみると教育への意気込み、熱心さを感じ感銘を受けています。教わる側の園児さんも素直に教えに応えて、自らの意思で行動ができており感動を覚えます。また、行事等で園児さんと一緒になる事があると、笑顔で話を掛けてくれたり、手を振ってくれ、癒しと嬉しさで胸がいっぱいになり、私も自然と笑顔で話をしたり手を振ってしまいます。園児さんの純粋な心に触れ、本当にこの職場にきて良かったと改めて思いました。

教育の特色として部外講師による体操・新体操教室や英語教室、茶道教室に取り組んでおります。年間行事では、春の遠足、いちご狩り、お泊り会、お誕生日会、クリスマス会などがあり、特に時計のない日は、時間に関係なく好きな時にご飯食べ遊び何をやっても良い日で、園児さんに大人気の行事です。

園のセキュリティ対策ですが、万全を期すため、連絡アプリやバスキャッチアプリを利用し、園の状況やお知らせ及びバスの運行状況がわかり保護者の方々も安心してわが子を通園させていただけるシステムになっています。また、日頃から自衛隊の予備自衛官制度への理解、協力をして下さり、毎年年間5日間連続の招集訓練に参加をできる環境にあり、感謝しているところであります。

私は、技術職員及び教育補助員として勤務しております。当園に内定後は、園からの要望もあり付配置期間を利用して大型特殊自動車免許の取得及び家族の勧めもあり自動車学校に通い、大型バスの運転を練習し、就職準備をしました。子供の頃バスの運転手という夢がありましたので、この仕事をして、夢が一つ叶った思いであります。

技術職員として一番大事なことは、元自衛官らしく安全及び防衛運転を重視して、無事故・無違反で幼稚園バスを運転して無事何事もなく園児さんを送迎する事だと思っております。その他に環境整備(草刈り、落葉清掃、除雪、畑の農作業等)及び営繕管理(園舎内外の破損箇所の修理、補修)です。

教育補助員としては、就職二年目から園長先生のご配慮により、大事な郵便物の接受、発送業務や預かり保育に係るパソコン入力・データ管理・提出書類の作成及び伝達・報告業務を任せていただいております。その他、教育場所の準備・撤収作業や幼稚園の先生方からの依頼事項について補助を実施しております。

毎朝登園して最初に行う仕事は、幼稚園敷地内の異常の有無の点検・確認です。警衛勤務、当直勤務者が行う巡察のようなものに当てはまると思います。次に、自分が運転をするバスの運行前の点検及び運転日誌への記入し、呼気点検実施後登園及び降園のためのバスの運行となります。

3年前の入園当初の自分を振り返るとバスの運転以外の時間は何をしてよいか解らず借りてきた猫のようでしたが、職場の先生方や園児さんに積極的に笑顔で挨拶をする事を心掛け、徐々にコミュニケーションも増え、職場の一員として感じるようになりました。挨拶の大切さを改めて実感することになりました。最近は、園児さんからお手紙をいただけることもあり、この職場で働けることに感謝しています。

また、初めて体験する業務も多く(バケットによる除雪、トラクター使用の畑耕し、溶接作業等)先輩方の教え導いていただいたお陰で何とか出来るようになりました。何事にも失敗を恐れずに受け身ではなく自分から積極的に仕事をすることが大切だと思いました。

これから退職、再就職をされる皆様方には不安と期待とが交差する大変な時期だと思います。求人票を絶えず閲覧して情報収集に努めて自分に合った仕事をいち早く見つけて準備をすることが大事だと思います。

新職場においても自衛隊で培った経験・体験が必ず役に立ちます。家族はもとより、自分の健康管理に留意され、無事御退官を迎えられますよう心からご祈念申し上げます。

昭和59年3月
第20普通科連隊入隊 (神町)
昭和59年9月
第11施設大隊    (真駒内)
平成15年3月
第11偵察隊     (真駒内)
令和 元年5月
定年退官(准陸尉)

機関紙「えんご」第138号(令和4年7月1日発刊)掲載


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